中之島の「街事情」マガジン『島民』


中之島は大阪のど真ん中にありながら、街自体が川に挟まれて独立している細長い「島」。ここにはオフィスのほか、美術館もホテルも病院も公園も住宅も存在し、この島だけで24時間が完結できます。また、大阪の歴史そのものを体現するような建築物が建ち並び、一つの博物館のようになっていることも特徴の一つです。周囲の街と結ばれる橋もふんだんに架けられ、人もクルマも関係なく常に行き来が活発。昨年秋の京阪電車中之島線の登場によって、移動はさらに便利になっています。
こんな「唯一無二」の場所であるにもかかわらず、人によっては家よりも長い時間を過ごす街なのに、単なる「仕事の場」であると考えられているのはもったいない。「ちょっと一杯」「課長、メシいきません?」という風に、食べたり飲んだり遊んだりする街でもある中之島は、そこで働く人々にとって十分に「生活の場」なのです。
そんな「島民」にとって切実かつ有意義な情報を、コンスタントに提供することで、「島で生活をしている」という愛着をもっと高めてもらうことが狙いです。

- 島民 最終号(2021年3月号)
「月刊島民のつくり方」 -
いきなりだけど「島民」は今回がラスト。これまでの歴史をふり返りつつ、これからも中之島を楽しむヒントをお教えします!