ナカノシマ大学2025年1月講座 焼酎と大阪の深くて意外な歴史

ルーツは鎌倉時代。
「島津家」や「阪大醸造学科」などが
立役者として続々登場!
講 師:黒瀬暢子(焼酎プロデューサー・「黒瀬杜氏」子孫)

日本経済新聞2024年11月2日朝刊に掲載された「本格焼酎・泡盛の日」イラスト ©神谷利男
「焼酎神社」として有名な南さつま市・竹屋(たかや)神社の焼酎奉納
講師・黒瀬暢子さんの親戚である黒瀬杜氏と木樽蒸留器
寒い季節。あったまるお料理と、それに寄り添う焼酎などがあったら幸せですよね。今回は、2024年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された「日本の伝統的酒造り」の中でも、焼酎(芋・黒糖焼酎)に絞って、大阪と産地・薩摩との意外で深い関わりをご紹介します。
講師は福岡県在住で、明治後期に焼酎の量産化に成功した「黒瀬杜氏」の子孫である焼酎プロデューサーの黒瀬暢子さん。蔵元や行政、飲食店、酒販店と協力しながら、焼酎ファンの拡大と焼酎の国際化をライフワークにしている上機嫌な伝道者です。
「焼酎」がつないできた大阪と薩摩の長くて深〜い歴史を知ってから焼酎を飲むと、また一段と美味しく感じられるのは間違いありません。
〈講師・黒瀬暢子さんからのメッセージ〉
「実は大阪なくして焼酎の発展はなかった!」と断言できるほど、芋焼酎発祥の地である薩摩と大阪は、はるか昔から深い関係で結ばれていました。鎌倉時代までさかのぼって、大阪と焼酎(芋・黒糖焼酎)の今日までの歴史をひも解いていきます。そして焼酎の誕生秘話や、ユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統的酒造り」についてもお話しさせていただきます。
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くろせ・のぶこ 福岡県出身。早稲田大学時代に女子ラグビーのフランカー(FL7)として活躍。焼酎とは無縁の国際ビジネスマンであったが、2018年に焼酎バーに行ったことがきっかけで、自身が明治後期に焼酎の量産化に成功した「黒瀬杜氏」の子孫と知り、焼酎プロデューサーとして焼酎文化を後世に残すための活動を開始。焼酎の歴史や魅力についての講演活動や、女性に焼酎の楽しさや飲み方を知ってもらうための会を130回以上開催。日本経済新聞で11月1日に掲載される「本格焼酎・泡盛特集」には2年連続で紹介されている。 |
【開催概要】 | |
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開催日 | 2025年1月16日(木) |
時間 | 18:00〜19:40(開場17:30) |
会場 | 大阪府立中之島図書館3階 多目的スペース |
講師 | 黒瀬暢子(焼酎プロデューサー・「黒瀬杜氏」子孫) |
受講料 | 2,500円(小学生以下1,500円) |
定員 | 100名 ※会場のみの開催です(オンライン受講はありません) |
主催 | ナカノシマ大学事務局(株式会社140B) |
企画協力 | 大阪府立中之島図書館(指定管理者ShoPro・長谷工・TRC共同事業体) |
【会場】 | |
大阪府立中之島図書館 |
ご参加までの 流れ |
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ナカノシマ大学応募規約
次回のナカノシマ大学講座
- ●2025年2月20日(木)18:00〜(予定)
- 「祝『はにわラソン』出版〜古墳シティ羽曳野を走れ!」
- 蓮見恭子(作家)
- 島民 最終号(2021年3月号)
「月刊島民のつくり方」 -
いきなりだけど「島民」は今回がラスト。これまでの歴史をふり返りつつ、これからも中之島を楽しむヒントをお教えします!