ナカノシマ大学2024年4月講座 譽田亜紀子「こんなに似ていた! マヤ文明と縄文時代」

古代文明のおもしろさをアツく伝える
年齢層を問わず人気のこんださん、再び登壇!
講 師:譽田亜紀子
(こんだあきこ 文筆家・古代研究者)
前回のナカノシマ大学、立ちっぱなしで話を続ける譽田さん(2022年12月17日) 「古代を知る、探索する」ことの面白さを、「考古学者」の視点ではなく身近なレベルで提案し、紹介したのが譽田亜紀子さん。縄文、弥生、古墳……著書は次々と人気を呼び、「古代ファン」の裾野を広げてきました。
その譽田さんが次に取り込んだテーマは、遠いメキシコで栄えた「マヤ文明」。折しも、全国を巡回する特別展「古代メキシコ」が最終会場の大阪・国立国際美術館で開催されています。「マヤと縄文は似ている!」というテーマでお話をされるのは譽田さんならでは。2年前、満員の受講者を感動させたパッション全開の講義をぜひ、ご体感あれ。
〈講師・譽田亜紀子さんからのメッセージ〉
わたしは縄文好き、土偶好きで知られておりますが、実は、マヤ文明に興味を持ったのは、縄文時代にハマるずっと前のことでした。
「なんか、すごい人たちがいるんだな」程度に感じていたマヤ文明でしたが、縄文時代を深く知ることで2つの世界がわたしの中でピピッと繋がり、「縄文時代とマヤ文明には共通点がある!」と思うに至ったのです。
ティカル2号神殿(撮影/野口淳)そうして生まれたのが拙著『知られざるマヤ文明ライフ』(誠文堂新光社刊)でした。
今回の講座では「マヤ文明の基礎知識」をざっくりと解説いたしますが、これを聞けば特別展「古代メキシコ〜マヤ、アステカ、テオティワカン」が、何倍も楽しめること請け合いです。
またマヤ文明と縄文時代との共通点や相違点など、他では聞けないお話もさせていただきます!


◎当日は会場で、『知られざるマヤ文明ライフ』と『こんだあきこの わたしの偏愛遺跡旅』を販売します。
譽田亜紀子(こんだ・あきこ) 岐阜県生まれ。京都女子大学卒業。奈良県橿原市の観音寺本馬遺跡の土偶との出会いをきっかけに、各地の博物館、遺跡を訪ね歩き、土偶、そして縄文時代の研究を重ねる。主な著書に『はじめての土偶』(世界文化社)、『ときめく縄文図鑑』(山と溪谷社)、『土偶のリアル』(山川出版社)、『縄文のヒミツ』(小学館)、『折る土偶ちゃん』(朝日出版社)、『知られざる縄文ライフ』『〜弥生ライフ』『〜古墳ライフ』『〜マヤ文明ライフ』(いずれも誠文堂新光社)など。最新刊は4月上旬発売の『こんだあきこの わたしの偏愛遺跡旅』(新泉社) |
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【開催概要】 | |
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開催日 | 2024年4月12日(金) |
時間 | 18:00〜19:30(開場17:30) |
会場 | 大阪府立中之島図書館3階 多目的ホール |
講師 | 譽田亜紀子(文筆家・古代研究者) |
受講料 | 2,000円(小学生以下1,000円) |
定員 | 60名 ※会場のみの開催です(オンライン受講はありません) |
主催 | 大阪府立中之島図書館(指定管理者:ShoPro・長谷工・TRC共同事業体) |
企画協力 | ナカノシマ大学事務局(株式会社140B) 協力/国立国際美術館 |
【会場】 | |
大阪府立中之島図書館 |
ご参加までの 流れ |
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ナカノシマ大学応募規約
次回のナカノシマ大学講座
- ●2024年5月17日(金)18:00〜
- 「甘く苦く、そして深い! OSAKA喫茶店史」
- 講師:田中慶一(『大阪 喫茶店クロニクル』著者、カフェ小冊子『甘苦一滴』編集発行人)
- 島民 最終号(2021年3月号)
「月刊島民のつくり方」 -
いきなりだけど「島民」は今回がラスト。これまでの歴史をふり返りつつ、これからも中之島を楽しむヒントをお教えします!