ナカノシマ大学2024年3月講座 金水 敏「どこへ行くのか 大阪コトバ」

キンスイ先生、8年ぶりの登壇で渾身の講義です。
「大阪コトバ」の最前線をぜひ知ってください。
講 師:金水 敏(言語学者/日本学士院会員・放送大学大阪学習センター所長・大阪大学名誉教授)
最近はNHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」でもおなじみのお顔です
「役割語」のオーソリティが、8年ぶりにナカノシマ大学に登壇します!「2023年度文化功労者」に選ばれ、1月には皇居にて両陛下や愛子さまに「ご進講」を行った金水先生が、「大阪&関西言葉の特性とイマドキの進化状況」について、たっぷりと講義してくれます。お楽しみに!
〈講師・金水 敏さんからのメッセージ〉
大阪弁(以下便宜のため、「大阪弁」をもって「関西弁」も包摂するものとします)は、大阪・関西に住む人間にとっての生活やコミュニケーションそのもの(シン大阪弁)である一方で、外の目から見た大阪人の表象(コテコテ大阪弁)でもあります。
両者は重なる部分もありますが、一致しない部分があるのも事実です。本講義では、形の上から「コテコテ大阪弁」と「シン大阪弁」を切り分け、その背後にある言葉の歴史的変化を考察する一方で、「シン大阪弁」常用者の独特なコミュニケーション技法に切り込みます。
金水 敏(きんすい・さとし) 1956年大阪生まれ。大阪女子大学、神戸大学等を経て、1997年大阪大学文学部に着任、2022年に退職、現職に至る。2020年に日本学士院会員、2023年に文化功労者に選定される。主な著書に『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』(岩波現代文庫、2023)、『コレモ日本語アルカ 異人のことばが生まれるとき』(同前)、『日本語存在表現の歴史』(ひつじ書房、2006)。 |
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【開催概要】 | |
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開催日 | 2024年3月18日(月) |
時間 | 18:00〜19:30(開場17:30) |
会場 | 大阪府立中之島図書館3階 多目的ホール |
講師 | 金水 敏(言語学者/日本学士院会員・放送大学大阪学習センター所長・大阪大学名誉教授) |
受講料 | 2,200円 |
定員 | 60名 ※会場のみの開催です(オンライン受講はありません) |
主催 | 大阪府立中之島図書館(指定管理者:ShoPro・長谷工・TRC共同事業体) |
企画協力 | ナカノシマ大学事務局(株式会社140B) |
【会場】 | |
大阪府立中之島図書館 |
ご参加までの 流れ |
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次回のナカノシマ大学講座
- ●2024年4月12日(金)18:00〜
- 「縄文女子コンダ、大阪でマヤ文明を語る」
- 講師:譽田亜紀子(古代研究者・文筆家)
- 島民 最終号(2021年3月号)
「月刊島民のつくり方」 -
いきなりだけど「島民」は今回がラスト。これまでの歴史をふり返りつつ、これからも中之島を楽しむヒントをお教えします!