ナカノシマ大学2026年5月講座 しんどい時代にこそ田辺聖子を読みたい

「かわいいもの」「大阪的ユーモア」をずっと大事にした
作家の真髄に触れたい

講師:中 周子(大阪樟蔭女子大学名誉教授・田辺聖子文学館館長)

生まれも育ちも大阪・福島の田辺聖子(1928〜2019)は生涯、拠点を関西から移さなかった  95年前の昭和6年(1931)、渡辺節・村野藤吾の師弟コンビで誕生した、船場の綿業会館が会場 「田辺聖子が生きていたらどう思うだろう?」。中東における一触即発の緊張状態が収まらず、政治家だけでなく一般人の間でも建設的議論の真逆のような言葉の応酬に明け暮れる毎日。でも人間はそんな感情をユーモアで包んで、不毛な対立を繰り返す同士も腹を割って話をするようにもなれる。
 ナカノシマ大学では、大阪が生んだコミュニケーションと会話文の天才、田辺聖子の初講座を開きます。没後7年のいま、こんな時代だからこそ彼女の作品を改めて掘り起こすことが意義深いと考えています。
 会場は、昭和39年(1964)4月11日、田辺聖子の「芥川賞受賞記念パーティー」が開かれた、大阪を代表する名建築、綿業会館(重要文化財)。田辺聖子作品のオーソリティ、中周子先生を講師に迎えて、毒舌とユーモア溢れる文体に触れ、あたたかくほっこりする時間をみなさんと共に過ごしたいと思います。

〈講師からのメッセージ〉
田辺聖子は、戦争と震災の時代を、ユーモアを失わずに生きぬき、多彩な小説やエッセイを書き残しました。今回は大阪を舞台にした渾身の力作『花狩(はながり)』と芥川賞に輝いた『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』を取り上げ、軽妙さと重厚さを併せ持つ田辺文学の真髄に迫ります。田辺さんならではの「大阪弁アフォリズム」もご紹介したいと思います。

中 周子(大阪樟蔭女子大学名誉教授・田辺聖子文学館館長) なか・しゅうこ
大阪樟蔭女子大学名誉教授。言語文化学博士。2007年6月に樟蔭学園内に創設された田辺聖子文学館の運営に開館当初から携わり、2020年から館長に。開館式当日にお会いした田辺さんの笑顔は忘れられず、『田辺聖子の万葉散歩』(中公文庫)等の解説や講演によって田辺聖子の人と文学の魅力をフレンドリーな語り口で伝えている。

当日は会場で、田辺聖子の著書3点(中公文庫)を発売します
●大阪弁おもしろ草子
●島本理生と読む田辺聖子(島本理生・編)
●田辺聖子の万葉散歩

【開催概要】
開催日 2026年5月23日(土)
時間 14:00~15:40(受付12:30〜、綿業会館見学13:00〜13:40)
会場 綿業会館(新館中会場/中央区備後町2-5-8/地下鉄本町駅・堺筋本町駅から徒歩7分)
講師 中 周子(大阪樟蔭女子大学名誉教授・田辺聖子文学館館長)
受講料 3,500円(綿業会館見学含む)
定員 60名
※会場のみの開催です(オンライン受講はありません)
主催 ナカノシマ大学事務局(株式会社140B)
協力 大阪樟蔭女子大学 中央公論新社 綿業会館
【会場】
綿業会館(新館中会場/中央区備後町2-5-8)
ご参加までの
流れ
[STEP 1]お申し込み
このページの一番下にある「規約に同意して応募する」ボタン(青いボタン)をクリックすると、申し込みフォームが表示されます。説明に従って必要事項をご記入ください。
[STEP 2]当日精算
受付にて受講料をお支払いください。お申し込み完了画面に記載された予約IDを受付にてお伝えください。

お問い合わせ
ナカノシマ大学事務局(株式会社140B内)
TEL06-6484-9677

 

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